リロ・バウアーWS そして2018年へ

12月 3週間リロバウアーさんの「俳優・ダンサーのためのワークショップ」に参加していました!
12月リロ、ワークショップ参加者、野田さん


3週間。長いと思っていたけどあっという間に終わってしまい、今はとても寂しく、ゆっくりと消化して次へのエネルギーにしているところです。
リロのワークショップはルコックやコンプリシテ、リロの経験やはたまた友達からのアイディア等から、リロ独自にアレンジされたフィジカルから働きかけるもの。
次から次へと出されるお題、ゲーム、チャレンジ、その前に必ずあるリロ本人の芝居、つまりこんな感じ♪とやる一挙手一投足が何より素晴らしく心を熱くし演劇のキラキラした魔法をみせられて、尻込みしそうなこともあんな風に自由に…と前向きにトライandエラーを繰り返す日々。なんとも愛おしい宝物の時間。

一緒に受けた仲間も最高で大好きになりました。それぞれバックグラウンドやキャリア、年齢、得意不得意、考え方、スピード感、当たり前にバッラバラな人たちがリロの愛と大きな心の中で、そして主催の東京芸術劇場の皆さんの大らかな雰囲気のなか、どんどん一つになっていったあの時間の味わいは今思い出しても笑みが溢れます。
当日決まったショーイングのラインナップ
ショーイングも無事大成功!
打ち上げ後、バイバイする前
リロとしばしのお別れ


Less is More

リロから学んだことの一つです。
表現にも、自分自身にも、人生にも言えること。
多すぎる説明やコメント、わたしはこうだ!!個性的だ!と主張すること、不安だとつい表現・アピール過多になりがちですが、シンプルで真っ直ぐなことがどんなに強くて美しく、また粋でセンスが良いかということを学びました。

Observe 

あと、もう一つ。心の風通しを良くして、日々の一瞬一瞬のなかで感動をたくさん見つけられるように常に好奇心を持って世界を観察していくこと。
ワークショップを中断してみんなでクリスマスソングを聴きに行ったのはいい思い出。


2016年の春に5日間ワークショップに参加し、演劇に対し、身体に対し、人に対し、本当に感銘を受けて、沢山エネルギーをもらいそのあとすぐロンドンに旅立ちました。
久々のヨーロッパに心踊り、憧れの気持ちが再燃し、帰ってからあらゆる行動をして、今年の頭に夢のピナ・バウシュのところに勉強しにいく機会を得ました。
Viktor   Hamburg  Premier  
Pina Bausch @cafe ada


なので、リロに出会ってなければここまで自分の旅が出来ていないということです。

その前を辿れば、野田さん(リロは野田さんのロンドン時代の先生)や悦子先生(ダンスも芝居だと最初に教わり鍛錬に励む)や地元のバレエの先生(バレエの基礎はもちろん、礼儀や生活態度まで厳しくしつけられた)や人生の縁はチェーンのように繋がっているのですが。

とにかく、周りのすべてのひと。
いつも切磋琢磨し、お互いの舞台や仕事を見て素直な感想を言い合える仲間。今年新しく出会い、新しい風を感じさせてくれたこれからも末永く縁が続いてくことを願う仲間。常に先を行き、沢山のチャンスと学びをくれる先生、先輩方。こんな夢みたいなことに夢中になって自由に行動するわたしを理解し支え応援してくれる家族、友達。かわいいうちの犬。過去に通り過ぎて行った人。遠くにいる大切な人。いつものコンビニで優しいひと。
とにかく、周りのすべてのひとに感謝します。

今年リロから、皆さんから、頂いたエネルギーでこれからどこまで行けるのか、楽しみながら真摯にシンプルに人生旅して行きたいと思います。
そしてこんなわたしのエネルギーでも誰かの背中をふっと押す存在でもありたいと日々精進して行きたいと思います。

2017年本当にありがとうございました。
2018年もどうぞよろしくお願い致します!!

2月 Thusnelda & Clémentine WS Showing 


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